台無し。

本日の業務。匿名コラムのネタ出し(続き)。翻訳1本。以上。

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今日は誕生日だったけど、普段どおりに過ごした。ご飯を作って食べて、仕事をして、ご飯を作って食べて、仕事をして、ご飯を作って食べて仕事をした。これがパーフェクトな暮らしなのだな、と思った。もう、やりたいことも会いたい人もいないのだ。余計なことをしなかったからお金も使わずに済んだ。というわけで、某自然保護団体に50ドルほど寄付してしまった。自分の誕生日にプレゼントしちゃうんだぜ。そんなに徳を積んでどうするつもりなんだろう。自分の神様にでもなるつもりか。たぶん、そうなんだろう。

そのあと、ウェブで SMAP のニュースなんか見なければ、本当にパーフェクトな一日だった。「ひとつぐらいゲスいことをしなければバランスが悪い」と思って、わざわざ見たのだけれど。小中学生の頃から、たまたま親の趣味でサーカスに入れられたような子供たちが、おそらくは「ここを出たら生きていけないのよ」と脅されながら20年以上も働かされてきた人たちが(ここまでの認識が間違っていたらすみません)、40前後になってもまだ国民の所有物みたいに扱われているのが可哀想で可哀想で、途中から変な方向に感情移入してしまった。

なんだろう、この、なにもかも一発で台無しにしたような、ものすごい敗北感は。