Running Out of Cats

先日お伝えしたバンクーバー初の猫カフェは、客との養子縁組が成立しすぎているため、営業10日目にして、すでに猫が 3 匹しか残されていない状態なのだそうだ。猫と会えるカフェなのに、予約客が多すぎて今年の枠は全て埋まっている状況なのに、ほとんど猫がいないってのも凄い話だと思う。「分かりました、この子は里子に出します。しかし今年いっぱいは仕事してもらいたいので、そのあと迎えに来てください」とか言うわけにもいかないのだろうなあ。

家があるのは猫にとって良いことだし、ここのコーヒー代は今後の保護活動の足しにもなるのだろうから、「おいおい、猫カフェなのに猫が少ねえぞ、どうなってんだ」と怒ってしまう客はいないのだろうと信じたい。みんな寂しげな表情を浮かべつつも納得するのだろう。しかし猫の数がゼロになったら、そのときはさすがに店のほうから連絡して、予約をキャンセルさせてあげてほしい気がする。ものすごく期待して店に行ったのに、猫が一匹もいないって。その状況を想像すると、あまりに切なすぎる。