A Gift for New Year

たいへんお久しぶりです。みなさまお変わりないでしょうか。
こちらは2025年1月1日の午後です。私はあいかわらず、一人の部屋で静かに元日を過ごしております。

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久しぶりに趣味の書きものをいたしました。何の役にも立たない、やたらと長いエッセイです。

最初に申し上げておきますが、私史上最悪のクドさを誇るものになりました。
ただでさえしつこい文章を書きがちな私が、「仕事で何かを書くときに、なるべく我慢している感じ」を全力で出し切ったものです。自分で読み返しても胸やけが止まらないので、ぜんぜん校正作業が進みませんでした。そのため、おそらく誤字脱字も残っているのではないかと思いますが、どうぞご了承ください。

PDFファイルはこちらでダウンロードできます

かなり雑な仕上がりですが、小さめのタブレットで読むのに適した感じになってるかと思います。うまいこと印刷していただけましたら、ホチキスで綴じたとき読みやすい形にもなるんじゃないかと思います、たぶん。

今回も無料公開です。わざわざ金を払って読むものでもないでしょう。
それでも毎回「タダ読みは気持ちが悪い、読んだ以上はおひねりをあげたい」と言ってくださる律儀な方々がいらっしゃいます。いつも本当にありがとうございます。あなたのような存在によって、私は生かされております。人間もまだまだ捨てたもんじゃないと思えるからです。

そのような高尚な方は、Amazonのギフト券(メール送信タイプ)で投げ銭してあげてください。金額を入力すれば15円から1円単位で指定できます。送り先のメールアドレスは、ezk餅ezkay.com(餅を@に変えてください)です。ありがとうございます。ありがとう。あたい、あんたみたいに真面目な人が好きだよ。


以下、Q&Aです。

Q. あなたがエッセイを書くのって久しぶりですね。どんな内容ですか?
A. あるひとつの「やりたくないこと」に対する思いを、これでもかこれでもかと綴っただけのものです。厳密にいえば「エッセイ集」ではないです。なにしろネタがひとつなので。

Q. 何のために、そんなものを書いたのですか?
A. 読めば分かります。冒頭に書いてます。

Q. 何らかの形で特別ゲストの仕事が見られますか?
A. 見られません。完全に一人で書いてます。表紙や装丁の依頼もしていない、ものすごく平素な文書です。なんの工夫もありません。

Q. あなたの場合、Amazon.caのギフトカードのほうが使いやすいのではないですか?
A. おっしゃるとおりです。「珍しい機会だからカナダのAmazonを使ってギフトカードを買ってみたいなあ」と思われる方がいらっしゃいましたら、Amazon.ca のほうで投げ銭を送ってくださると嬉しいです。しかし私も一時帰国のときには日本のAmazonを利用していますので、どうか無理はなさらないでください。

Q. Amazonをボイコットしてます。他に投げ銭する方法はないですか?
A, ご相談ありがとうございます。残念ながら送金の受け皿は用意しておりませんので、いかにも私が応援しそうだなと思う相手を想像して、そこにカンパしてください。どうしても想像できない場合はThe Onionか上脇教授かWikimedia財団あたりにお願いします。ちなみに私はThe Onionの有料会員ですが、カナダの郵便局がストライキを起こしているので、紙のThe Onionが届きません。可哀相ですね。

Q. 気に入ったのでシェアしてもいいですか?
A. もちろん止めませんが、お勧めはしません。あまりにも人を選ぶ内容ですし、私としても多くの人に読んでほしいとは願っておりません。少ない読者さん相手に、ひっそり生きていきたいものです。

Q. どうせタダなんだから、パクってもいいですよね?
A. ダメです。タダ読みには寛大な私ですが、それだけは絶対に許しません。
文章の扱い方の問題になると、私は常軌を逸して厳しくなるタイプです。「さすがに引くわ」という理由で、複数の友人や仕事仲間(主に出版関係)を失ってきました。これ以上、私を孤独にしないでください。


以上です。

これだけ時間を空けて更新している人間が、こういうことを言うのも間違っているような気がしますが、今年もよろしくお願いいたします。