エアリプライにリプライ

本日の業務。翻訳1本。某社の匿名コラム9月分の提案。DEF CONネタの戻し原稿の最終稿1本納品。以上。

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元町さんのブログ「昨日の泥」にて、私にくださったと思われる回答を拝見した。わざわざエアリプライと書いてあるのに、こちらからリンクを貼るのは失礼だろうか。失礼だったら土下座をしたいと思う。(おそろしく分かりやすくて具体的な説明をありがとうございました。私の場合、とんでもなく原始的な手法を使って、それに似せたものを作ることになると思いますが、この方法なら何とかなります。なると思います、たぶん)

なぜ私には、「最初に翻訳原稿をそのまま流し込んで、そこに処理を加える」という発想しかなかったのだろう。なぜ、自分で覚えられるフォーマットに従ったテキストを作ってからスクリプトを通すという、職場によっては日常的に行ってきた作業スタイルを一度も思い出さなかったのだろう。たぶんバカだからだ。いや、素人だからだ。できれば、そういうことにしておいてほしい。

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今日も自分の書いた原稿に関して、いろいろと駄々をこねてワガママを通してしまった。大事なクライアント様を相手に駄々をこねている間、「私は何様なのだろう」という自覚は常にある。つまりこれは、すっかり仕事を干されたあとで、「私は間違ってなかった、だから後悔はない」とか威勢のいいことを言いながら、本当は泣くほどクヨクヨするパターンだ。

そうだよ。おばさんはね。16歳の頃から、いろんな職場でいろんな仕事をしてきたからね、そういう未来が簡単に見えちゃうんだよ。棚からビデオテープを選んで再生しているような気分になるのさ。でもね、先が見えたところで何も変えられないから、そんな経験はクソほどの役にも立ってないんだよ。……え? お嬢ちゃんはビデオテープを知らないのかい。そうかそうか。まあ、気にすることはないよ、私の独り言なんて聞いても聞かなくてもいいんだ。ビデオテープをねえ……そうかそうか……ビデオテープをねえ……おばちゃんが初めて買ったビデオテープは、JAPANのライブだったねえ。デッキを持ってないのに、ビデオテープだけ買ったのさ。しかもβだったから、結局は一度も再生できなくてねえ……しかし、あれだねえ……エアリプライとエアサプライは一文字違いだねえ……。

【本日アップロードされたお仕事】 翻訳1本