ライター殺し

本日の業務。ニュース翻訳1本、DEF CONネタの執筆を1本納品。もう1本のDEF CONネタは「こんな感じでどうでしょう」という荒いままの原稿を送る。某社の匿名コラムの9月分打ち合わせ準備。

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先日、必死になって書いたレポート記事「I Will Kill You」が、なかなかの高評価を得られたようで嬉しい。「海外のニュース媒体にも、これだけ丁寧に解説した分かりやすいページはないって褒められてましたよ」などと編集担当者さんから聞かされて、すっかり有頂天になる。この記事は、自分がツイートで案内をしたときに、あまり反応を得られなかったものなのだ。なんでだろうなあ、とっつきやすい話題なんだけどなあ、私は面白いと思うんだけどなあ、みんなには面白くなかったのかなあ、さすがに長すぎたのかなあと不安に思っていたところだから、なおのこと嬉しい。

ただ、そういう嬉しいことをわざわざ音声チャットで報告されてしまうと、次の仕事であまり駄々をこねられなくなるのが問題だ。気がついたら、「それは無理じゃないかしら」と思うような〆切の仕事を、うっかり請けてしまっていた。なんて単純なのだろう。私がこういう性格であることは相手にも確実にバレている。だから本当に褒められてたのかどうかだって分からないぞ。やめろ。いちいちそういうことを考えるな。疑うな。信じろ。信じるともさ。たとえ嘘だとしても構わない。

嘘でいいのだ。このまま最後まで騙し続けてほしい。

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【本日、アップロードされたお仕事】 翻訳 1本