仕事や日常生活の様々な場面で、「それは、いくらなんでも非常識じゃないのか?」と本気で腹を立てたときに、「ちょっと待てよ。私は『非常識』などという言葉で他人を責められるような生き様を展開してきたのか?」と考えることによって、きれいに怒りを静められるどころか、こんな人間が生きていても許されるのだから世の中は素晴らしいなあ、と喜んだりすることもできるので、ちゃんとしてなくて良かったと思うのだ。
*
宣伝。もう10年以上前から散々お世話になっている映像温泉芸社さんの22回目の上映会が、9月26日に野方区民ホールで開催されます。中村犬蔵監督の新作では、たぶん私も一瞬だけ声の出演をしています。すみません。