本日の業務。翻訳1本。戻り原稿2本チェック。以上。
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日本のセキュリティネタを書くときは、自分の感覚が世間と大きくズレていないかどうかが不安になる。「感覚」というのは曖昧すぎるけれど、たとえば言葉回しとか、表現とかが、たまたま日本で流れているCMのキャッチコピーやドラマの台詞と重なったら、かなり恥ずかしいだろうと思うのだ。どうすることもできないので、「これは恥ずかしさとの戦いなのだ、それでお金を貰っているのだ」と割り切ることにしている。
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日本との接点がネットだけというのは、やはり恐ろしいよなと思う。
たとえばハロウィンだ。私のTwitterアカウントのタイムラインには、「ハロウィン嫌い」「ハロウィン迷惑」「ハロウィン格好悪い」と訴えるヘイト系のツイートが数多く並んでいる。しかし Facebook のタイムラインを見ると、「今年のハロウィンは●●のパーティに参加」「ハロウィン限定のパンプキン××を入手」「可愛い子供のコスチューム発見」みたいなポストが、綺麗な写真入りで並んでいる。どっちなんだ。どっちが「いまの日本」の雰囲気に近いんだ。ぜんぜん分からない。怖い。
でも本当に怖いのは、「Twitter と Facebookで、フォローしてる人がけっこう重なっている」という点だ。
【本日、アップロードされたお仕事】 翻訳 1 本、執筆 1 本。ちょっと間が空いてしまいましたが、「患者データ/前編・後編」の記事は、前回に掲載された「医療デバイスの脆弱性」の続きのつもりで書いています。というより、3本同時に書きました。よろしかったらぜひ。
「サイバー犯罪者が狙う「患者データ」(前編) 闇市場で紐付けられていく個人情報 」(THE ZERO/ONE)https://t.co/IliZkRVcx6
— THE ZERO/ONE (@sprout_group) November 2, 2015
Android アプリに猥褻な広告のマルバタイジングが投じられる~次の電車が来る時間は……「セクシー映像がここに!」(The Register) https://t.co/FHJzBvEI2p
— セキュリティのささやき (@ScanNetSecurity) November 1, 2015