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昨日は9/11だったので、まあ、いろいろと、あれだった。それについては何も詳しいことを書きたくないので書かない。いや、一つだけ書いておこう。

私は、救助隊員や消防隊員を過剰に英雄視する風潮が大嫌いだ。北米は特に、その傾向が強いと思う。だから「9/11に救助した女性と恋に落ち、不倫のすえに家族を捨てたファイアファイターたち」が大量に発生したとき、なんだかとても気分が良かったのだった。

当事者たちのことは本当にどうでもいい。ただ、このようなニュースが隠蔽されなかったという事実は、陰気な乾いた快楽を私に与えた。つまり、「人間の下世話さというのは本当にどうしようもないものだが、どうしようもないが故に、非難しづらい相手に対しても無遠慮に機能する」という、一周ズレたようなポジティブさがそこにはあった。

そして、「なげかわしい、消防団員としてあるまじきことだ、子供になんと説明したらいいのか」と激怒している市民たちの間抜けなツラを見るのが、何よりも楽しかった。そろそろやめたほうがいいですか。そうですね。