しゅるしゅる

本日のお仕事。翻訳2本。戻り原稿の確認1本。以上。

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「バスガス爆発」のように言いづらい言葉があるのと同様、なぜかタイピングしづらい言葉というのがあると思う。私にとっては「傍受する」だ。毎回ではないけれど、けっこうな頻度で「ぼうじゅしゅる」と打ち込んでしまう。「甘受する」「伝授する」で間違うことはないのに、なぜ「傍受する」でしくじるのだろう。「傍受する」という言葉から、なにか触手のようなものが、しゅるしゅるっとネットワークや端末に伸びていくところをイメージするせいだろうか。それはたぶん気のせいだろう。なぜなら、いまむりやり考えただけだから。

最近ではもう、「傍受する」とタイピングしようとするたび、「ああ、間違うんじゃないか、これ間違うんじゃないか」と瞬時に脳が反応してしまい、変な緊張感が走るせいで「ぼうじゅしゅる」と打ってしまっているような気もする。

ちなみにバスガス爆発に関しては、「あれは『バスが素爆発』って言えばいいんですよ」という魔法をかけられてから急に言えるようになり、それ以降は「素爆発」を心に留めなくとも自然と発声できるようになった。これも不思議だ。この魔法を私にかけてくださったのは、昔「なんだかざんねんなペェヂ。」という素晴らしい個人サイトを更新なさっていたぐるぐるさんだった。あれは東急ハンズ渋谷店の粘土売り場だった。ぐるぐるさんお元気ですか。私は元気です。

【本日、アップロードされたお仕事】 翻訳 1 本、執筆 1 本